自己を癒す道
III
我らは、皆さんが肉体の中にあっても、そのくびきから解き放してあげたい、生命の輝きの中に出させてあげたい。
だが、誤ってはいけませんぞ。
地上の生活とは価値あるものです。
かけがえのない経験です。
ですから、自然の法に調和して生きるようにして、肉体を健康にしておかねばならないのです。
心弱くして法を破れば、人は苦しみを受けます。
肉体は神からもらったものです。
敬意と配慮をもって大切に取り扱わねばなりません。
何ごとも愛することは、人を完全へと進化させます。
ですから、貴方の肉体を愛しなさい。
過労はいけません。
緊張しすぎてもいけません。
食い過ぎも怠けすぎもいけません。
肉体は内在の神性の乗り物です。
これあればこそ、他者への奉仕が可能なのです。
人は自己の肉体を大切にする厳粛な義務を負っています。
優しく賢明にいたわり、浄化させる義務を負っています。
これこそ内在の神のお社ですからね。
背を向けて知らぬ顔をしていいものではありません。
肉体の中には、光のエネルギーと闇のエネルギーとが作用しています。
もし、人が愛によってその意志を働かせれば、人は細胞の一粒ずつにまで、神の光を顕現することが可能です。
貴方は霊です。
本当の貴方である意識とは、霊なのです。
この自覚を瞑想と祈りで、しっかり備え付けていけば、貴方の霊は肉体原子を支配するようになり、肉体は生命で光り輝きましょう。
肉体の微細な部分までが、本当の貴方である霊の統御に服します。
地上は修行の場で、準備期間だから、できたら早く霊界に行きたいな〜と思ってしまうけれど、人間は霊であって、死んだら肉体は無くなっても霊は生き続けるというこの霊的真理を地上で、まだまだ広めないといけない責任があるんだよ。私は知っているから
ここで終わりということがないので、どこにいようが最善を尽くさないとな。